【廣澤徳三郎の店工房】創業明治三十五年 受け継がれる伝統工芸品

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組紐って?
組紐は長い歴史を持つ伝統工芸品で、奈良時代以後に日本でつくり始められた組紐は、主に経巻・華籠などの神具
仏具、武士の甲冑や刀の紐などに用いられたのが始まりといわれているそうです。
明治の廃刀令以降、刀剣の飾りとしての需要はなくなりましたが、帯締めの用途を中心に和服の装身具として定着したそう。
そして明治35年に江戸にのみ残っていた組紐の技術を廣澤徳三郎氏が習得し伊賀に持ち帰り開業したのが
現在の伊賀くみひもの始まりだそうです。技術が伊賀の人々によって脈々と受け継がれ、現在では伝統的工芸品にも指定されているそうです!
明治35年創業『廣澤徳三郎工房』
風情のある伊賀の街を歩いていると観光案内所の看板が出てきます。
外観は黒を基調にした落ち着く建物で、赤色がとても渋いです。
中央にある台は『高台』と呼ばれる手組み台で、なんと60個の玉がぶら下がっています。
これをなんと手組みしていくそうなのですが、とても緻密な作業で目が回りそうです…
徳三郎さんのお店では組紐を体験することが出来ます。
その際には『高台』ではなく、『丸台』を使ってブレスレットやキーホルダーを作ることが出来ます。
お子さんでも体験出来るそうで、誰でも簡単に楽しく組紐作りが体験出来ますよ〜!
【廣澤徳三郎のお店様】
〒518-0878 伊賀市上野西大手町3635-1